工房訪問

シルクスクリーンの刷師の先生の工房に
教室のメンバーと一緒に集まりました。

おいしいお料理やシャンパン、ワインなどを囲み
またまたおしゃべりに話が咲き、
やおら先生が
スキージのゴムの取り替えと研磨の実演開始。
スキージというのは版を刷るゴム板ですが
これが使っていくと消耗してしまうので
研いでエッジをたたせるんです(スキーのエッジみたいなイメージです)。
研磨専用の機械なども存在を初めてしり、
触らせてもらいました。

それから普段やっている写真製版ではなく
ニス原紙のカットアウトによる製版を教えていただきました。
ニスの塗ってある和紙をカッターで切り抜いて
アイロンの熱でシルクのスクリーンに貼付けるやり方です。
ステンシルみたいなもので
以前は、みな、これで版を作っていたのだとか。
細かい線など切り抜いていたのかと思うと職人技にめまいが042.gif

b0102193_1404741.jpg

製版が完成してインクを盛ったところ。
茶色いのがニス原紙です。

b0102193_1413034.jpg

ニス原紙が古いもので接着がやや弱いので
丁寧に刷ります。このグリーンのがスキージです。

さぁ、できあがったのは…


b0102193_1422895.jpg


原稿は、Eさんが中央のウニョウニョをまず描いて
それからIちゃんがチョウチョ、
そして私がまわりの線とブツブツと隅のなぞの物体を描いて
それをSちゃんがカットアウトしてくれました。ちょっとした合作ですね。
すごくセンスと技術のあるカットに感動。
インクは、先生が調合。油性のグリーンになんと、
そば粉を混ぜました005.gif

100メッシュの粗い目のスクリーンから
こってりしたインクが抜きでて
アルシュの紙にこんもりとマチエールが。
乾いた後で触ると、昔の砂壁のようなザラザラとした質感。
色もどことなく黄色っぽくて
そば粉の影響かな?
先生の手順の良さで1時間でこんな素敵な作品が出来上がりました。
記念に大切に飾りたいです。

帰りは一人分かれて、
西国分寺から国立方面にずんずん歩き
多摩蘭坂を通ってきました。
b0102193_1491844.jpg

坂を上りきる途中で深呼吸。
三日月に照らされた道は人通りも少なく静かでした。
[PR]
by majapyon | 2009-05-05 01:53
<< サボテンの本当の花! 連休らしい一日 >>