毒薬?

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今日は、ずっと気になっていた
シルクスクリーンの清掃をいたしました。

落版(= スクリーンに焼き付けた乳剤を剥離剤で落として再生すること)
した後のスクリーンには、落としきれない乳剤が残ってしまいます。
工房では、専用の圧力の高いウォーターガンで落としたりするそうです。
家庭のシャワーは水圧が低いので
落としきれなかったものは
酢酸エチルという薬剤で拭きこすり落とします。

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この酢酸エチル……すごく揮発性が高く、ビショビショにウェスを濡らしても
あっという間に乾いてしまいます。
つまり、それだけ空気中に分散しやすいということ。
夢中になってスクリーンに顔を近づけて何枚もこすり落としていると
鼻から喉からビュービュー吸い込み、粘膜がやられます。
一度に10枚くらいスクリーンを清掃したとき、
翌日、のどがはれて熱が出たこともありました。
それ以来、気をつけてマスクをするようにしていたのですが
今日は準備してなかったので窓を開けてそのまま作業。
1時間経過、5枚程度やったところで
ちょっと頭痛が…目も少し赤くなっていました。

劇薬扱いで購入時には身元確認されます。
去年、大阪の工場で作られた餃子だったかハムだったかに
この酢酸エチルが混入していたとかいうニュースが流れ、
「きゃー、横浜だったら私が疑われちゃう!?」と慌てたことも037.gif

シルクスクリーンのインクや薬剤には
このように毒性のあるものも多いので
特に油性インクを長く使っていると
将来、脳が溶ける…なんて風説も(笑)
ただ、版画教室には70代、80代の方も
いらしているのですが
皆さん、背筋はピンと伸び、気持ちも感覚も若く
同年代の方よりはるかにお元気そう003.gif
もしかしたら脳の老廃物が溶けて
いつもフレッシュなのかもしれません。

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by majapyon | 2009-04-01 22:39
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