先日、本屋にはいったら
「若冲を見たか」と聞くものがいる。
雑誌BRUTASのブライスコレクション特集の表紙だった。
上野の展示は見逃したけれど
6年前、京都国立博物館「若冲!」を見ているので
別にいいか(と、軽く自慢)。
それに「江戸時代にデジタル!」とかいうコピーの
電車の中吊り広告を見て、満々だった行く気はとうに消失していた。
(それは、美術館の広告なのか、雑誌なのか忘れた)
鳥獣花木図屏風の枡目がきをドット=デジタルといってるらしいのだが・・・
あのー・・・・・・・・・・
「何いってんの?」
私は、美術評論家でも、日本画家でもないし、
村上隆あたりが「デジタルですよ!」と、いうなら
そうなのかしら、、と、ひよるかも。
でも、あの広告コピーを書いた人は、
絵をよく見てないんじゃないかしら、と思う。
さて、つづいて本屋にて、
数年前までマッチョ雑誌だったお前になぜ
ため口たたかれなきゃならんのヨ?と、思いつつ
そのBRUTASを開いたら
村上隆のインタビューが1Pのっていた。
なかなか良いことを言っていた。
ウタダの旦那の話が2Pのっていた。
読まなかった。
あの屏風絵、たしか六本木ヒルズの森美術館オープニングの
目玉としても出てたはずだけど
今世紀に入って、何度、ブライス家と往復しているのだろう。
そりゃ、自宅にレプリカお風呂作りたくなるよねぇ。
(あれは、ちょっと面白かった。)
あぁ、誰か
若冲の点に対するフェチズムを明瞭に語ってくれてないかなぁ?
奇想の系譜あたり読んでみるべきかしら。
国芳のことも書いてあるそうだし。