先月、世田谷美術館でグループ展を行った際に
同館内で行われていた収蔵品展を見てきました。
こちらがすごく良かった!!
なのでぜひ見にいっていただきたいです。
アウトサイダー・アートの作家たち
第2期収蔵品展 〈特別同時展示〉大地の歌を描く人々〜ベルギー・クレアムの画家たち
どの作品もおおらかだったり、緻密だったり、偏執的だったり、ぬけてたり。
とにかくパワーを感じました。
アウトサイダー・アートは、
「アール・ブリュット」ともいわれます(逆か?)
知らなかったのですが
これは
「生の芸術」という意味を持ち、
フランスの画家ジャン・デュビュッフェが名付けたのだそうです。
生の芸術!いい響きですね。
もう【障害者】アートなんてタテ割りなくくりは必要ないでしょう
(タテ割り反対連盟=タ反連所属=嘘)。
もともと障害ってどこまでが範囲なのでしょう?
多くの人が出来ることが出来ない…と、いうことだと
私も充分含まれてます
アウトサイダー・アートの定義は
『障害者や正規の美術教育を受けていない一般人が、独自に作り上げた美術表現』
わたしも含まれますね。どうりで惹かれるはずです
独自ってほどまだ作りあげてませんけど
今回は所蔵品の他にベルギーで長年の間、障害をもつアーティストの活動支援を行っている「クレアム」の作品も含め、全140点余の見応えあるコレクション、
なんと、200円(企画展を見た人は無料)で見られます。
かなり得した気分でした。
ちょっと残念だったのは、図録が無かったこと。
すごく良い絵がいっぱいあったのでちょっと残念〜
かわりに
この本を買いました。
今回展示されていた作品もいくつか載っていました。
私のお気に入りは
【ピラミッドの下にいるひと】 タイトルが秀逸!でしょ?
一番、インスピレーションを感じたのは
イタリアのカルロ・ツィネリ(1916-1974)
複数品展示されてましたが、どれも音楽を感じました。
色も良い感じ、それに言葉(的なもの?)が絵に書込まれているのも
ヒントをもらいました。私も文字を書込むの好きなので。
うん、どんどんやってみよう。
11月30日までと本当にギリギリのおススメになってしまいましたが
ぜひ秋の紅葉みがてら行ってみてください。