ガリ版教室開催!

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はぁ〜暑い夏も終わりましたね。
仕事場がノーエアコンだったので、もう必要最低限以外PC開けませんでした。
そんな言い訳から始まる秋のブログは、夏の想い出から。

8月5日 第一回ガリ版お手ほどき会 を開催いたしました。
場所は、元ホリイ(謄写版印刷の最大手だった会社)の北浦さん宅に
ベテラン、初心者、野次馬(私)の3名が押し掛けて
ガリ版の主に『刷り』をご指導いただきました。
まずは、北浦さんの数々の作品を拝見した後、
各自、鉄筆とやすり、ロウ原紙を手にガリ切りから。
ジージーと蝉の鳴き声を聞きながら、一同ガリガリガリ…と、ひたすらに
ガリを切る。途中、お昼休憩をはさんでイヨイヨ刷りです!

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北浦さん所蔵の謄写版の登場!堀井のラベルが美しい〜。
お手入れが行き届き、使いこんだ道具ってなんて色っぽいのでしょう。

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まずは位置あわせ。オレンジ色の位置止めは北浦さんの手作り。
昔の職人さんは皆、こうやって自分が使いやすいように各々
器材に工夫をこらして作業能率をあげていたとか。


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刷る用紙の上に原紙の位置をあわせたら、軽〜く網の裏にインクをのせておろします。
そうして、原紙を網に密着させたらアイロンゴテやテープで原紙を固定します。

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さぁ、ローラーでまんべんなくインクを網にのせたら…

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手前から向こうにローラーを。と、同時に網を上に持ち上げる。
あまり急いで持ち上げると網を痛めるので注意です。

参加メンバ−も各々順番に刷りにチャレンジ。北浦さんのナイスなアドバイスと
サポートが嬉しい。
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こうやって一枚刷るたびになぜか笑顔がこぼれるのがガリ版。
ガリ版ベテランのFさん、うまく刷れたみたいです♪

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刷り上がりをのせたこの棚も北浦さん自作。すごいぜ、職人。


刷れたらお掃除です♪原紙に残ったインクを取り除きます。
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手さばきが素早過ぎて写真にうつりません。


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綺麗になった原紙。保存しておけばまた刷ることができます。
一枚のロウ原紙でだいたい1000枚以上は印刷が可能だとか。
季節や、原稿の状態(つぶしの多少など)にも左右されます。


↓私の刷ったガリ版。失敗しても下手でもなぜか嬉しい!それがガリ版。
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学級新聞みたいなのが作りたくて探し始めたガリ版、
今日は文字の書き方などを教えてもらえてとても良かった。
刷りもやっぱり経験第一。よぉーし、忘れぬうちにやるぞ〜っと、思ったのですが
その後の猛暑で……ほらぁ、ロウも溶けるし(言い訳)。
これから毎月1枚ぐらい目標でやるぞー!

その後、北浦さんの奥様の手作り梅干し(これが生涯最高においしかった!!)&らっきょう漬け
スイカ、おかし、生活クラブの牛乳などなど、そしてお二人の新婚ラブラブ写真等の
おもてなしをうけた3人は、すっかりお尻に根がはえ、
夜も間近になるまでお邪魔したのでした。
参加してくれた初心者のYさんから『楽しい一日でした!またガリ版やりたい。』との
嬉しいメール。無計画な首謀者もお誘いして良かったと、ホッ。

それからしばらくして、北浦さんから当日の写真(人数分)と
第二回講座開催しましょうとの有り難いお言葉が!ジーン。
北浦さんの温かい人柄にはいつも感激してしまいます。今日も全く無償、どころか
場所や器材、材料までご提供くださって、何の得もないのに。こういう方なかなか
いないですよね、今は特に。
さすが江戸っ子の職人魂!見習いたいデス。

今度は、二色刷りと製本の予定。秋冬頃開催かな?
参加希望者はお早めに!
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by majapyon | 2007-09-07 20:41 | Comments(0)
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