ニューヨーカー表紙集

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ニューヨーカー表紙集1925-1989

以前から欲しかったこの本、
amazonの古本で安くなっていたのでポチりました。
内容は大圧巻で、まさにCOMPLETE!
1925年から1989年まで75年間の表紙絵が全て掲載されています。
しかも年ごとの扉に発行日とイラストレーターの名前が記載されているので
これは誰の絵だと調べやすい。こういった資料を扉にもってくるところが、
いかに作家を大切に思っているかが伝わってきます。

開いて驚いたのが、1925年のイラストレーションの
洗練ぶり、現代にあっても少しも古臭くありません。
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90年も前とは決して思えません。
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チッチとサリーぽいかも(年がばれる)

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見て、この隙間の使い方!空間にこそ何かがある。


不思議なことに、翌26年になると急に時代を感じます。
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たぶん、モボ・モガといったファッションに
20年代という刷り込みが私の中にあるからかな?
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でも、ま、十分お洒落です(えらそー)。
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こういうタイトル文字とイラスト(左上)を重ねたデザイン好きだなぁ。

さらに時代を重ねるごとに、どんどん絵っぽくなってきます。
30年代も素晴らしいです(全部紹介するの大変なので、探してみてね、手抜きですみません)。

40年代は戦争の影響か、色も内容も暗いトーンが多い。
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右の絵は、コーラを隠しているのかな?
左の絵は、きっと何か政治的な風刺がありそう。真ん中の人は誰でしょう?

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戦争中でも泳ぐ余裕とユーモアはあったようです。

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クリスマスにこんな表紙の雑誌、粋ですなぁ。と、思いきや、
よく見ると戦場風景が織り込まれているのに気づき、
星マークもなにか陰謀的な感じに・・・。

戦後、50年代、60年代になってくると、
カートゥニストやイラストレーター達が大活躍。しのぎを削って腕試し。
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大好きなW.Steig、King of Cartoon。後年、絵本作家としてもたくさんの名作を残しました。
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ルート魚分の小魚+魚=大魚の公式?どういう意味があるのだろう?
それを考えるのもカートゥーンの楽しさですナ。

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あぁ、こんな絵が描けたら♡

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ビッグアップル!

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一緒に沈みたい・・・

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トボトボトボ・・・


それにしても、表紙絵の多彩さには恐れ入ります。
毎回、どうやってイラストレーターを選び依頼しているのでしょう?
一人の決まった作家に依頼するより、もっととても大変な作業だと思うのですが。
編集者のイラストレーターへの信頼度、それに応える作家の力ありきでしょうか。

私が、特にこういったカートゥーンやイラストレーションが好きなのは、
イラストレーションにしか表現出来ない世界があるからです。
例えばこんな世界。
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くぅ〜、染みる・・・
ここにアップした以外に、もっともっと多彩なので
機会があったらぜひご覧になってみてください!

大好きなW.Steigの表紙絵を眺めて幸せ気分でお茶でも飲みますか。
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クリスマス前の小人おもちゃ工場は忙しそうですが、
満足そうな小人たちの表情に幸せ♡
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by majapyon | 2015-06-03 12:45 | 日々の泡沫 | Comments(0)
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